弊社のメディカル・サイエンス・ディレクターのニナ・グラドコワ博士は、アフターコロナの国際的な科学活動の回復の一環として、ドイツで開催された会議を訪問しました。まず、 9月7日から 10日にかけてハノーバー医科大学で開催された「ドイツ免疫学会 (DGfI)」 および「オーストリアアレルギー学会 (ÖGAI)」の合同会議に、ニナ博士はハノーバー医科大学のメンバーとして参加しました。この会議には免疫関連疾患の臨床症状、診断、治療の多くの専門家たちが集まり活発な意見交換を行いました。https://iuis.org/events/joint-meeting-of-the-german-society-of-immunology-dgfi-the-austrian-society-for-allergology-immunology-ogai/また、9月13日から16 日にミュンスターで開催された「第10回 GSCN 会議」に参加しました。この会議は幹細胞生物学の最新の発見をカバーし、ドイツの多数の幹細胞研究者のための非常に重要な会議です。日本からは2012年にノーベル生理学・医学賞を受賞した山中伸弥教授も参加しました。https://gscn-conferences.org/gscn-conference-2022
弊社・金太郎Cells Powerの上級顧問で、関連会社の金太郎Bio Developmentの取締役も務めている尾張栄治が、9月20日から30日にかけてアフターコロナの国際活動の一環としてベトナムを訪問しました。 到着後、首都ハノイの高層ビルの中にある、新しいパートナークリニックを表敬訪問し、最新の医療関連設備を見学するとともに、ドクターたちとの懇親を深めました。このベトナム滞在中に、ベトナム政府要人、医学大学や大手企業や医療ビジネス関係者など、多くの人たちと面会し、今後の再生医療・細胞医療に関する情報交換を精力的に行いました。
弊社・金太郎Cells Power は東京医科大学と 7 年以上にわたって、骨髄由来の間葉系幹細胞に関する産学共同の研究を続けています。9月29日~10月1日にかけて、パシフィコ横浜で「第81回 日本癌学会学術総会」が開催されました。この総会に東京医科大学の善本教授に師事する医学生の一人が、骨髄由来の間葉系幹細胞である金太郎細胞®の抗腫瘍活性とその分子機構の可能性についてのポスタープレゼンテーションを行いました。現在、この総会で発表されたポスター原稿のデータを頂けるよう依頼しています。入手次第、再度ご紹介いたします。
10月1日、毎年恒例となっている細胞神社の例大祭を開催し、東京、大阪、沖縄、札幌、シンガポールから20名のゲストにご来場いただきました。まずは厳かな雰囲気の中、小樽総鎮守住吉神社宮司による「神棚奉斎の儀」が執り行われました。その後、東京の民族歌舞団「荒馬座(東京)」による奉納演舞(清祓い神楽)が披露されました。これは細胞神社のために作られたオリジナルの演目です。記念撮影を行った後は、直会が開かれました。今年は小樽や赤井川のオーガニック食材、新鮮な海の幸、ニセコのAランク和牛をふんだんに使ったバーベキュースタイルの直会となりました。細胞神社の鳥居の入り口には2基の石灯籠が設置され、さらに参拝者のための手水場も完成しました。
8月20日小樽市氏能楽堂で、弊社の文化事業活動として「再生医療・細胞療法」をテーマとした演劇「金太郎のヒカリ 未来のチカラ」が上演されました。今年3月、東京での初演に続き第2回目の上演です。上演に先立ち、迫俊哉小樽市長と弊社代表のグラドコフ・アレクセイが来場者に挨拶を行いました。アレクセイは「再生医療・細胞療法、そして弊社が製造開発した金太郎細胞®の正しい知識と情報を、より多くの方々にお伝えできることと期待しています」と話しました。演劇上演の前には、日本舞踊の人気演目「連獅子」も披露されました。この日の舞台観劇に訪れた多くの人たちは、小樽の夏の夜の素晴らしいひと時を楽しむことができました。