企業情報 / Corporate Information

沿革

1954年 ロシア郊外の街オブニンスクに、ロシア放射線研究所(The Medical Radiological Research Center=MRCC)が建設される。
1969年 アレクサンドル・フリーデンスタイン(Alexander Yakovlevich Friedenstein)が、世界で初めて骨髄由来間葉系幹細胞を発見。
1974年 ロシア放射線研究所・免疫細胞療法部で、骨髄由来間葉系幹細胞の臨床試験を開始。同研究所のアナトリー・コノプリャニコフ教授(Dr. Anatoly Konoplyannikov)は、現在までにトータル7,000回以上に及ぶ治療を行う。
2010年 弊社代表取締役アレクセイ・グラドコフが、ロシアの医療機関で骨髄由来間葉系幹細胞治療を受ける。身を持ってその効果を実感した後、この再生医療技術を世界に広めるための様々なアプローチを開始。
2011年 アレクセイ・グラドコフがシンガポールに(株)金太郎Cells Powerの前身となるAV Cellsを設立。ロシア放射線研究所から間葉系幹細胞の技術移管を行い、独自の技術で骨髄由来間葉系幹細胞の研究開発に着手。
2013年 シンガポールのノベナにAV Cellsの研究所を開設。骨髄由来間葉系幹細胞のより本格的な研究開発を開始。
2014年

日本では再生医療等の安全性の確保等や、再生医療等の提供機関及び細胞培養加工施設の新たな基準をとなる法律「再生医療等安全性確保法」が施行。同時に、再生医療の実用化に対応できるよう、再生医療等製品の特性を踏まえた承認・許可制度を新設するため、「薬事法」の改正も行われる。
ロシアで製造開発された骨髄由来間葉系幹細胞に、日本の高い培養技術を融合させるため、アレクセイ・グラドコフが東京に(株)金太郎Cells Powerを設立し、骨髄由来間葉系幹細胞の研究開発を開始。

2016年

アジア各国に(株)金太郎Cells Powerの出張所を開設。
ベトナム・ハノイで行われた医療関連の国際イベントで、初めて(株)金太郎Cells Power製の骨髄由来間葉系幹細胞に「KINTARO細胞 ※」というブランドネームで発表。

幹細胞培養方法、培養生成液製造方法、単一種幹細胞、培養生成液、活性化幹細胞製造方法、活性化幹細胞の6つの特許を出願。

※現在の「KINTARO細胞 Basic」の初代製品

2017年 東京医科大学「細胞治療研究開発講座」大屋敷一馬教授の研究チームと、(株)金太郎Cells Powerの共同研究を開始。「KINTARO細胞」を研究対象に用いて、若年者の幹細胞と高齢者の幹細胞の違いを詳細に分析。「KINTARO細胞」が世界基準のクオリティであることを証明した。
「幹細胞培養方法」について日本国内で特許を取得。
2018年 「培養生成液製造方法」、「活性化幹細胞製造方法」について日本国内で特許を取得。
創薬を行う関連企業の設立予定に向けて機関投資家の募集を開始。
海外での患者様のために現地法人と提携した事業サービスを展開中。
「KINTARO細胞」を研究対象に用いた、若年者の幹細胞と高齢者の幹細胞の違いを分析した研究および分析結果は、8月4日に日本ヒト細胞学会で正式に発表された。
2019年

マレーシアに新たな研究所を設立予定。
インド、カンボジア、ミャンマー、中東諸国への展開を視野に入れた事業を推進。

「KINTARO細胞 Plus ※」を発表。

  ※「KINTARO細胞 Basic」の機能性をより高めた製品

北海道小樽市忍路に、金太郎Cells Power小樽忍路研究所の建設を開始する。石造りの蔵を再生した堅牢なこの建物内で、様々な細胞の培養を計画。

同敷地内に、世界で唯一の細胞神社の創建も開始。


2020年 東京医科大学との共同研究=「金太郎細胞®」を用いた若年者の幹細胞と高齢者の幹細胞の違いに関する研究・分析結果が科学誌「HUMAN CELL」に掲載。
2021年
「培養生成液」が日本国内特許を取得。
この年から毎年5月に「金太郎桜祭り」を、10月に「例大祭」を、2月に「雪あかりの路フェスティバル」を行い、地域と一体となった積極的な文化活動を展開中。
2022年 細胞医療をテーマとした舞台「金太郎のヒカリ 未来のチカラ」を主催。3月に東京公演(初演)を、8月に小樽公演(再演)を行い、各方面から高い評価を得る。
2023年
「金太郎のヒカリ 未来のチカラ」の京都公演(再々演)を、3月に由緒ある京都金剛能楽堂で行う。
先進のAI技術とロボットアームを融合させた「金太郎ロボットファクトリー」の建設に向けて、プロジェクトを推進中。