企業ニュース / Corporate News

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2023/01/01

新年、明けましておめでとうございます。旧年中は大変お世話になりました。

本年もあなたにとって素晴らしい年でありますよう、心よりお祈り申し上げます。同時に、私たちの細胞療法がより多くの人々の健康に多大な貢献をし得る時代が、もうそこまで来ていることを確信しております。

  人々は今、程度の差こそあれ何らかの形で変化を感じ取り始めています。それも地球規模で進行している重要な変化についてです。とは言え、その兆しにすら気づいておらず、何も心配していない人たちがいることもまた事実です。しかし、世界では悲惨な戦争や紛争が勃発しています。それによって誘発されるのは人々の生活に密接したエネルギー問題や食糧問題であり、引いては深刻な金融問題にまで発展しかねない状況です。

構築された社会制度や法律の範囲内で、私たち人類は生と死の間に境界があることを知っています。では、健康と病気の間には何があるのでしょう。病気や老いや寿命などの本質な問題について、私たちはどこまで分かりやすく説明することができるのでしょうか。

国境、政治、核ミサイルの可能性、それらは誰かを救うことは全くできません。自分の生命と自分の健康に関しては、それぞれが自分自身で責任を負う必要があります。正常で健康的な精神を保つためには、優しい言葉が必要です。同様に、生物の身体にとっては免疫システムが何よりも必要かつ重要な存在となります。

私たち人間の免疫システムは、多くの感染症の攻撃に晒されながら、長い時を経て構築されてきました。しかし、未知のウイルスに対する免疫は誰も持っていないのです。さらに、確固たる免疫システムができるまでには百年単位の時間が必要となります。

有名な医学雑誌「ランセット誌」に掲載された情報をここで声高に主張したいわけではありませんが、今回の新型コロナウイルスのパンデミックが人為的な起源であるという考えを排除することは、やはり不可能なことです。

 https://www.thelancet.com/journals/lancet/article/PIIS0140-6736(22)01585-9/fulltext

The proximal origin of SARS-CoV-2 remains unknown. There are two leading hypotheses: that the virus emerged as a zoonotic spillover from wildlife or a farm animal, or that the virus emerged from a research-related incident, during the field collection of viruses or through a laboratory-associated escape.

新型コロナウイルスの起源について、主要な仮説が2つあります。1つは、ウイルスが野生動物または家畜からの人獣共通感染症へと変化したという説。もう1つは、野外でのウイルスの採取中または実験中に施設から漏れ出したという説です。

感染症ウイルスは、核放射線と同じように目に見えず致命的です。しかし、人類は自分自身のゲノム解読を進めた結果、染色体の突然変異を修正する方法、文字通り遺伝子配列を挿入または削除する方法、さらには生きた細胞を再プログラムする方法を発見しています。

https://europepmc.org/article/ppr/ppr110986

The evolution of 2019-nCoV remains elusive. We found 4 insertions in the spike glycoprotein (S) which are unique to the 2019-nCoV and are not present in other coronaviruses. Importantly, amino acid residues in all the 4 inserts have identity or similarity to those in the HIV-1 gp120 or HIV-1 Gag. Interestingly, despite the inserts being discontinuous on the primary amino acid sequence, 3D-modelling of the 2019-nCoV suggests that they converge to constitute the receptor binding site. The finding of 4 unique inserts in the 2019-nCoV, all of which have identity /similarity to amino acid residues in key structural proteins of HIV-1 is unlikely to be fortuitous in nature.

今後、新型コロナウイルスがどのように変化していくのか。それは今現在、誰にもわかりません。しかし、現段階で分かったことがあります。それは他のコロナウイルスには存在しないスパイク糖タンパク質に対して、4つの挿入があったことを発見しました。これらが自然界の中で偶然に起きる可能性は、科学的に見ても非常に低い確率です。

しかし、マスメディアがそのような情報を取り上げることはありません。そのような状況の中だからこそ、良識ある人たちは細胞療法に注目しているのです。聴覚や味覚の異常・喪失、全身の倦怠感や疲労感、脱毛や筋力低下…。そうした後遺症に対して、細胞療法が的確な治療を提供できることが最大の理由だからです。

  コロナウイルスは、人体の最も古い全身防御であるナチュラルキラー細胞(=がんを制御する免疫細胞)を攻撃しました。そのため、多くの人は今後がんが流行すると考えています。しかし、骨髄由来の間葉系幹細胞はこのナチュラルキラー細胞を生み育てる細胞であるため、細胞療法によってナチュラルキラー細胞の力を回復させることが可能になります。つまり、免疫細胞の活性と効率を調節することで、新型コロナウイルス感染後の回復に作用するというわけです。

さて、冬はインフルエンザが流行する季節です。新型コロナウイルスは、人々の免疫を破壊しました。

https://www.pharmacytimes.com/view/2022-2023-influenza-season-looks-to-be-severe

そのため誰もがインフルエンザにも罹りやすくなっています。事実、多くの人たちがそうした合併症に苦しんでいます。また、マスクと消毒液が私たちの新しい生活様式になっていますが、細菌やウイルスはすでに抗生物質をも克服しているのです。

さらに、先進国では猩紅熱(しょうこうねつ)が流行し始め、連鎖球菌による死亡が発生しているという報告も入ってきています。https://www.mirror.co.uk/news/uk-news/warning-cases-victorian-disease-soar-28479299

これまで私が述べてきたことは、多くの人に起こる大きな問題のほんの一例にすぎません。新たな感染症やこれまでの感染症も含めた問題は、細胞療法以外には解決することができないのです。今後はこれまでの医学・薬学だけに頼っていては、健康的な生活をおくることができません。自ら免疫力を回復させ、しっかりと調整していくことが最重要課題となります。細胞療法は、そのための不可欠かつ非常に有効なツールなのです。

私たち、私たちの家族、私たちのパートナー、私たちのクライアントのすべてが、自分自身の生活に責任を持ち、細胞療法を正しく理解して活用されることを願ってやみません。


グラドコワ・ニナ博士

金太郎Cells Power メディカルディレクター



 

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