幹細胞の可能性
人体には一定量の成体幹細胞(体性幹細胞または組織幹細胞とも呼ばれる)が存在します。成体幹細胞の役割は、体に新しい細胞を供給し、細胞死や組織損傷の際に組織を再生することです。成体幹細胞は生物組織内に存在し、体の現在の状態に反応します。
弊社の「金太郎細胞®」は成体幹細胞株です。成体幹細胞には間葉系幹細胞が含まれます。成体幹細胞には、血液を構成する造血幹細胞、肝臓に存在する肝幹細胞、神経を作る神経幹細胞、骨格筋幹細胞など様々な種類があります。間葉系幹細胞は、骨、軟骨、腱、脂肪などを構成する細胞です。間葉系幹細胞には、脂肪組織由来間葉系幹細胞と骨髄由来間葉系幹細胞など、いくつかの種類があります。骨髄由来間葉系幹細胞は非常に希少ですが、確立された細胞培養技術を用いることで、骨髄穿刺によって得ることができます。弊社の「金太郎細胞®」は、骨髄由来間葉系幹細胞です。